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2011年08月25日

篆刻の課題

日本篆刻家協会の篆刻の課題はいつも月末消印有効で投函しなくてはいけません。

なかなか篆刻のスイッチが入らない今日この頃。

8月の課題は「眉寿」

眉が長く伸びるまで長生きする人

という縁起のよい題材。

篆刻字林という篆書の文字の辞典を調べながら、どんな風に入れようか思案します。

この時間は結構楽しい。

篆刻の課題

ありますね。

眉が・・・。

眉毛だから金石文字にはお目目が付いていますね。

見た瞬間、ちょっと楳図かずおの蛇女を思い出してしまった。

ドアの影からのぞく女の目のよう。

篆刻の課題

寿もあります。

寿の金石文字はピカソの泣く女をイメージしてしまいます。

隙間から覗く女と泣く女・・・両方女をイメージしたあたりが、なんだか彫らなくっちゃ、なんてね(笑)。

両方とも文字に女の意味は無いですけど。

縁起のよい意味なのに、なんという発想。


文字をみていると、文字自体が象形だったり文字デザインの素があるからか

それとは違うものをイメージとして持ってしまいます。

宇宙人を思わせるような文字や怪獣みたいな文字

いつもそんな事考えています。(ちょっと不謹慎というかおかしいですね。クレイジーです。)

篆刻の課題

で、遊印みたいな感じで彫ってみました。

眉がちょっと硬い感じですか・・・。

邪悪な感じが抜けちゃいました。


11月の最初の週にクリエート浜松で私の所属する遠邇篆会という篆刻研究会の展覧会があります。

こちらも課題が出ましたので、彫り始めます。


しかし、スイッチが入りが悪いのは橋本病のせいでしょうか。

三年前に軽い橋本病と診断されたんです。

特に自覚症状は無くって、髪が今までより多くぬけるとか咳が出ると止まらないぐらいで。

橋本病は放って置くと心肥大にもなるそうなので、また面倒でも医者に行かなくては・・・。

心臓が大きくなった上に毛深くなっちゃったりして(笑)。

でも、何事も、悪いことは気のせいだと思ってやりあげていかなくてはっっ。と、思っています。

病気のせいにして逃げてはいけないのだ。

なんか、医者に行きたくないための口実のような・・・医者は行きます(笑)。いつか。


篆刻展では、篆刻がわからない人でも「ちょっといいな♪」「おもしろいな」「よく彫ったね」と

いってくれるような作品ができたらいいな。

いい意味で「クレイジーだね!!」と、言わせれる作品ができるようになりますように。

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タグ :篆刻

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