2009年08月15日
ワニの剥製


浜松印章の植松町店には、大きな象牙が置いてあります。
それ以外にもいろんな置物があるんですが、ワニの剥製があります。
小さい子は、これが、怖いらしい。小さいワニなんですけど。
実は、この剥製は、年代物なんです。
ウチのおじいちゃんが、戦前、元城町ではんこ屋を始めたときからの物です。
ウチのお母さんが、まだハイハイをしていた頃、子供がお店に出てこないように、おじいちゃん(母の父)が居間とお店の間に置いたそうです。でも、ウチのお母さんだけは、ちっとも怖がらなかったそうです^^。
その後、浜松は激しい戦火に遭い、母たちは掛川に疎開し(掛川に縁があるそうです。)、戦後、苦労して浜松に戻ってきたそうです。馴染みの人には元城に戻って来いと言ってもらったそうですが、人の流れなどをみて、千歳に移ったそうです。そこでも、このワニはお店を見守っていてくれたようです。その後、いろいろあって、いろんな心労などがたたって、おじいちゃんは、病気がちになり、その面倒を弟夫婦では見れないと判断した母が引き取ることに・・・。
いろいろあって、その後、千歳の店を処分するときに、このワニを母が連れてきて、今、ここで、ずっと見守ってくれています。
元城、千歳、植松とはしごして来たんですね。
いろいろあって・・・は、本当に、連続ドラマになりそうなほどの内容なので、書ききれません(笑)。
Posted by ミチ at 10:38│Comments(0)
│浜松印章から
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