2010年06月18日
本職のハンコ彫り
今日は店先で、本職のハンコを彫っていました。
一級技能士とはいえ、若い女性が店先で彫るのはどうかと葛藤がありましたが、まあまあいい年になりましたし(笑)、「ハンコって機械で彫るだら?」の答えになるか、私がお店でできる事として出来るだけやってみようと思いました。
絵入り印鑑。主人の専門分野ですが、私も彫ってみることにしました。デザインは自分で考えて、お店で使えるように招き猫にしてみました。収入印紙などに押すつもりです。
まずは印面に朱を塗って、墨で書きます。もちろん、さかさまにね。
そして、広めのトコから彫ります。
広いところを彫って、狭い方へ攻めて行きます。
印刀は細い1番刀から太い6番刀まであって、ウチの男の人は0番刀という針のように細いものを砥いで作ったらしい。いま、使っているのは4番刀。

そして、3番刀。
黒水牛を彫っています。
いつも思うのは、赤いところを彫ると文字が黒いのに、彫ったところも黒いんだよね(笑)。
篆刻台に判をはめて、当て木という木をおいて、てこの原理のような方法で彫っていきます。昔の人は親指の第二関節に皮をはめてボウダイという巨大照る照る坊主のような道具で彫っていたんですよ。父も祖父もそうでした。
ちょっと途中ですが、用事が出来たので、今日は、ここまでです。
続きは、またあした
。

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一級技能士とはいえ、若い女性が店先で彫るのはどうかと葛藤がありましたが、まあまあいい年になりましたし(笑)、「ハンコって機械で彫るだら?」の答えになるか、私がお店でできる事として出来るだけやってみようと思いました。
まずは印面に朱を塗って、墨で書きます。もちろん、さかさまにね。
広いところを彫って、狭い方へ攻めて行きます。
印刀は細い1番刀から太い6番刀まであって、ウチの男の人は0番刀という針のように細いものを砥いで作ったらしい。いま、使っているのは4番刀。
そして、3番刀。
黒水牛を彫っています。
いつも思うのは、赤いところを彫ると文字が黒いのに、彫ったところも黒いんだよね(笑)。
ちょっと途中ですが、用事が出来たので、今日は、ここまでです。
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Posted by ミチ at 23:26│Comments(0)
│浜松印章から
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