2009年06月19日
青い睡蓮の恋

青い睡蓮の花が月に恋をするお話
青い睡蓮は毎晩お月様にお願いをします。
お月さま どうか 私のところに降りてきて 私と結婚してください。
しかし、月はほほえんでいるばかり
睡蓮は、自分が人間になったら、きっと月は、この願いを聞いてくれるだろうと、ある夜、美しい女性に変身します。
驚いた月はこう言います。
睡蓮よ わたしは あなたを とても 愛おしく思います。 しかし わたしは 地上に降りることは できないのだよ。
次の朝、人間になるという力を使った睡蓮は、すべての力を使い果たし、散ってしまいます。
しかし、はなびらのひとつひとつは、まるで月が口づけをしたように、きらきらとひかっていました。
むかし、何かの雑誌に掲載されていたお話です。立原えりかさんだと思いましたが・・・。
すごく、いいと思ってざっとですが、記憶していました。ちょうど、今の時期にぴったりかしら

Posted by ミチ at 22:23│Comments(0)
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